総合学習で、視覚障害に関する学習をしました。五泉市にお住まいの方からお越しいただき、日常生活に関してや盲導犬の講話を聞かせていただきました。
お話の前に、一人一人自己紹介をしました。すると、声の聞こえてくる距離と大きさから「2列目に入りましたか?」「もしかして3列目ですか?」と場所を推測していて、子どもたちはその正確さに驚いていました。
お話の中で、「できることは可能な限り自分でやっているのですが、『お手伝いしましょうか?』と声をかけてもらえると嬉しい。」とおっしゃっていました。また、「盲導犬は外では仕事中ですので、話しかけたり口笛を吹いたりしないでください。また、盲導犬の名前は教えられません。なぜなら、名前を呼ばれると仕事に集中できなくなるからです。」とのお話がありました。盲導犬に話しかけないということは知識としてありましたが、名前を教えられない、呼んではいけないというのは初めて知りました。理由を聞いて納得です。やはり実際にお話を聞かせていただくということは、新しい発見がありとても勉強になりました。
2学期の総合学習では、「探求バリアフリー」として、車椅子体験、高齢者疑似体験、視覚障害に関する講話を実施してきました。そのまとめとして、最後に「はぐろの里」を訪問し、お年寄りとふれ合ってきました。一緒に遊んだり話をしたり、プレゼントを渡したりと、お年寄りに喜んでもらえるように考えました。最後には「365日の紙飛行機」の歌をプレゼントしました。温かい拍手をいただき、こちらもとても心が温かくなる活動になりました。